管理業務主任者とは

管理業務主任者とは、管理業務主任者証の交付を受け、管理業者の従業員として、法律上、管理業務主任者だけがすることのできる業務を行うことで、管理業務の適正化を図る者をいいます。

管理業務主任者の仕事

管理業務主任者は、管理業務主任者証の交付を受け、管理業者の従業員として、法律上、管理業務主任者だけがすることのできる業務を行います。

具体的には、通常の従業員としての業務以外に、特に管理業務主任者として、次のような仕事をします。

・管理組合が管理業者と管理委託契約を締結する場合において、管理組合の関係者(管理者や区分所有者等)に対し、あらかじめ、契約内容の重要な事項を記載した書面を交付して、その内容の説明を行う(重要事項説明)。

・上記において交付する重要事項説明書面に記名・押印をする。

・管理委託契約が成立した場合において、契約成立書面を交付する。

・管理組合の関係者に対して、受託した管理事務の内容に関する報告を行う(管理事務の報告)

上記の業務は、国土交通大臣の登録を受け、管理業務主任者証の交付を受けた管理業務主任者のみに認められた業務です。

したがって、マンション管理業界においては、管理業務主任者の資格は非常に重宝される資格だといえます。